インドネシアのスラウェシ島で起きた今回の地震と津波で、地元メディアは、大きな被害を受けた島の中部にある刑務所や拘置所から多くの囚人が脱走したと伝えています。
それによりますと、スラウェシ島には3つの刑務所と1つの拘置所があり、合わせて3220人が収容されています。
地震のあとに調べたところ、このうち地震や津波で大きな被害を受けたパルとドンガラの刑務所や拘置所から、およそ半数にあたる1425人が脱走したことがわかったということです。
司法省の担当者は地元メディアのインタビューに対して囚人の脱走があったことを認めたうえで、「管理に問題はなかったが、地震のあと、刑務所の床に水が入ってきて囚人たちがパニックに陥り、逃げ出したのだろう」と説明しています。
2018年10月1日 17時12分
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181001/k10011653431000.html?utm_int=all_side_ranking-social_002
樋田
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