1: 名無しさん@涙目です。(dion軍) [US] 2018/09/15(土) 05:26:52.18 ID:fHP8SKeJ0
Amazon職員が休みをもらえず逆上 倉庫に放火し被害総額10億円越
https://netallica.yahoo.co.jp/news/20180914-92341252-techinq
職員に過重労働を強いることで悪評が絶えないAmazonだが、昨年11月に上司に休みを取ることを却下された職員が逆上し倉庫に放火、莫大な損害を生じさせた。このほどその職員に4年の実刑判決が下されたニュースがイギリスから伝えられた。
英メディア『Mirror』などが報じたところによると昨年11月4日、スタッフォードシャー州ルージリーにあるAmazon倉庫で勤務していたアドリス・アリ(22歳)は、チームリーダーに休日を申請したものの却下されたため、逆上して紙の束にライターで火をつけて放った。
約65,000平方メートルの倉庫の一角で上がった炎は、勢いをあげて床から天井まであっという間に広がった。
他の職員らが消火活動を試みたが、激しい炎になす術もなく5分以内には1200人以上の職員が避難を強いられ、倉庫内にあった60万個以上の商品が台無しになった。
その被害総額は730万ポンド(約10億7,000万円)で、被害後の施設の修理や掃除、それに関わる労働費用などに74万5,000ポンド(約1億900万円)の支出を余儀なくされたという。
倉庫内に設置されていた監視カメラと勤務名簿の記録から、火事が発生した通路にいたアドリスが浮上、スタッフォードシャー州警察はアドリスを放火の容疑で逮捕した。
今年の9月11日、スタッフォード刑事法院で行われた裁判で、アドリスの弁護人は「被告の行動は普段の性格とはかけ離れた突発的なものであった。
ここまでの被害を生じさせる意図はなかったとしている。
捜査の早い段階でも被告は罪を認めている」と擁護したが、マイケル・チャンバース判事は「施設と在庫商品に莫大な損害を引き起こし、倉庫で働く他の職員らの命を危険に晒した」とアドリスを糾弾し、4年の実刑判決を下した。
スタッフォードシャー州警察は「あれだけの火事となれば怪我人が出てもおかしくはなかったが、幸いにも皆が無傷であった。
何百万ポンドという多額の損害にはなったが、もっと大きな被害が出なかったことは幸いといえよう。4年の実刑判決は妥当といえる。被告には刑務所でしっかり反省してもらいたい」と述べている。